LPガスとは?特徴・性質を教えてください。
LPガスとは「Liquefied Petroleum Gas」、つまり液化石油ガスの略称で、一般的に頭文字をとってLPガスと呼ばれています。
LPガスは炭素と水素の化合物で、炭素数が3つのプロパン(C3H8)と炭素数が4つのブタン(C4H10)の2種類がありますが、一般家庭用で使われているのはプロパンで、プロパンガスとも呼ばれており、以下の特徴・性質があります。
<LPガスの特徴・性質>
- 本来は無色・無臭ですが、ガス漏れ時にすぐに気が付くように玉ねぎが腐ったような匂いをつけてあります。
- マイナス42℃まで冷すと液体になり、体積が250分の1と小さくなります。
- 空気より重いため、ガス漏れすると床面などの低いところに滞留します。
LPガスは液体の状態で貯蔵・配送され、使用時には気体で消費されます。
LPガスは「ハローガス」の名でたくさんの方々に親しまれており、家庭用・業務用・自動車用・工業用・簡易ガス事業等に広く供給しています。