北海道エア・ウォーター株式会社

導入事例(1)

JA阿寒バイオガスプラントの事業可能性調査

  • (1)原料調達の工夫

    既に収集運搬システムが構築されている → 安定した原料の確保

  • (2)エネルギー変換の工夫

    低コスト発電機、未利用ふん尿の利用 → エネルギー需給の安定化

  • (2)エネルギー利用の工夫

    傾斜式撹拌機、全量ガス配管供給 → 省エネ、エネルギー全量消費

  • (4)システム全体の工夫

    既設施設の利用 → 建設費の抑制
    酪農家のふん尿処理費の上昇抑制 → 経営安定
    酪農家24戸によるセンター運営 → システム導入に対し合意形成済み

バイオガス事業のイメージ

釧路市堆肥センターは稼働から20年近く経過しており、施設の老朽化や、堆肥化のための水分調整資材(オガクズ、麦稈など)が高騰していることから、良質な完熟堆肥を生産できず、膨大な未熟乳牛ふん尿の処理に苦慮していました。2016年、NEDOのFS事業において、高水分の乳牛ふん尿を適切に処理し、メタン発酵で得られたエネルギーを、隣接する大規模酪農家と堆肥センターに供給する事業が、FIT制度を活用することなく成り立つことを示すことができました。

実績のある国産の固液分離機の導入

実績のある国産の固液分離機の導入
スクリーン孔径の最適化 実績のある国産の固液分離機の導入
スクリーン孔径6mm
実績のある国産の固液分離機の導入
スクリーン孔径14mm
分離割合(固形物量) 固形分 液分 固形分 液分
60% 40% 35% 65%
分離液分の水分 93%(固形物濃度7%) 88%(固形物濃度12%)

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長ワラ(麦稈、干草など)と乳牛ふん尿の混合物は、ワラによる機械への絡みつきや、配管の閉塞を招く扱い難い原料です。本FS(実現可能性調査)では、実績のある国産の固液分離機を用い、長ワラが混合したふん尿の分解試験を実施しました。その結果、スクリーン孔径の大きい分離機を用いた場合では、バイオガスの精製に利用する分離液分の割合が高く、固形物濃度が高い(有機物が多い)ことがわかったため、メタン発酵に最適な分離条件を決定しました。

室内メタン発酵試験の実施

実績のある国産の固液分離機の導入

バイオガスプラントからのバイオガス発生量は、固液分離などの前処理条件や投入する原料量によって大きく変化します。本FSでは、固液分離機のパンチメタルのスクリーン孔径(搾汁が流れ出る穴の大きさ)を大きくすることで、バイオガス発生量が著しく増加することを確認しました。

精度の高い物質・エネルギー収支の算出

精度の高い物質・エネルギー収支の算出

バイオガスプラントの事業化を適切に評価するためには、物質収支とエネルギー収支を正確に把握することが極めて重要です。弊社は、現地調査および室内試験、豊富な技術および知識により、精度の高い物質・エネルギーフローを算出することができるため、実稼働時においてもほとんど誤差のないプラント運転が可能です。

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