私たちの身近な存在である空気。
この空気から、どのようにして酸素や窒素といった『製品』としてのガスが作られるのでしょうか。ここでは、その一例をご紹介します。
空気の成分は、酸素20.95%と窒素78.08%であり、約99%が酸素と窒素です。
この空気を酸素や窒素に分離するために、深冷分離という代表的な方法があります。
深冷分離法とは酸素や窒素の沸点(液体が気体になる温度)の違いを利用して、空気の成分を分離させる方法です。
■製造方法
深冷分離法は化学反応を用いず、原料も空気であるため、安全に酸素や窒素を製造できます。